広仁会広島支部 > 新規開業会員のご紹介 > 平成28年 新規開業会員のご紹介




 平成28年4月から平成29年4月までにご開業された先生方を紹介いたします。
地域医療の仲間として、広仁会会員以外でも広島大学に在籍経験をお持ちの新規開業された先生方のご挨拶も掲載しています。
近年新規ご開業の先生方の正確な情報を把握することが大変難しくなっております。掲載漏れの先生がございましたら幹事までご一報頂ければ幸いです。



いたくら眼科
広島市安佐北区落合5丁目24番8号 高陽記念クリニックビル

 このたび、平成29年4月19日、広島市安佐北区に「いたくら眼科」を開院させて頂きました。場所は高陽町を縦断するバス通りのほど近くに新築された医療ビルテナント(高陽記念クリニックビル)で、1階に二宮内科高陽クリニックとやまさき脳神経外科クリニック、2階に当院とながた皮ふ科、3階にサービス付き高齢者住宅が入っており大変充実した環境です。開院して3か月が経過し、手術運用含めて私もスタッフもようやく新しい環境に慣れてきたところです。スタッフは看護師、視能訓練士、受付事務が常勤・非常勤9名で診療にあたっており、皆、人柄もよくとてもスムーズにカルテを回してくれています。今後は私の専門分野である眼瞼、涙道の手術治療、および白内障手術を柱として地域医療に貢献できるよう頑張って参ります。今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

板倉 秀記 (平成16年卒) 


だんばら耳鼻咽喉科クリニック
広島市南区段原南1-3-53 イーストビル1階

 平成28年10月15日だんばら耳鼻咽喉科クリニックを新規開院させていただきました平成3年卒の岡本よし恵と申します。耳鼻咽喉、頸部の疾患のかかりつけ医として患者様のニーズにあった治療を心がけ地域医療に貢献できればと思います。近隣の諸先生方には何かと御迷惑をおかけすることがあるかと思いますが御指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

岡本 よし恵 (平成3年卒) 


医療法人社団 玉章会 力田病院
広島市西区鈴が峰町14-20

 医療法人社団 玉章会 力田病院創始者で、理事長兼病院長であった力田玉章先生は自宅療養中でしたが、平成28年12月21日、85歳にて永眠されました。そのため、平成29年1月より院長職を拝命させていただくことになりました、小野広一と申します。
 私は、修道高校から広島大学医学部に入学し、平成元年に広島大学第二内科学(現分子内科学)教室に直接入局いたしました。呉共済病院で内科研修医として2年間勤務したのち、土谷総合病院・安田病院に赴任、平成6年に広島大学大学院に進学しました。大学院修了後はNTT西日本 広島中央健康管理センタで産業医として勤務し、平成13年から約3年間、米国 (カンザス大学・チューレーン大学) に留学しました。帰国後は因島医師会病院で約12年間勤務したのち、平成28年4月より力田病院で勤務しております。専門は循環器内科(特に動脈硬化)です。
 力田病院は、もともと昭和32年に故 力田玉章先生が、広島市西区田方に42床の病院として開設し、昭和40年108床へ増床後、立ち退きにより現在地に143床に増床して新築移転(昭和57年)、平成19年には146床に増床(医療療養病床86床と介護療養病床60床)して現在に至ります。病院職員は110余名となり、病院運営の責任も強く感じております。『西区在宅あんしんネット』にも積極的に参加させていただき、急性期治療を終えた地元の方が安心して戻ってこられるように、また、離れて暮らす、慢性期治療が必要となった親族を近くに呼び寄せたいご家族の支えとなれるような病院を目指しております。
 引き続き、地域の皆さまと真摯に向き合い、地域医療発展のため身を引き締めて務めて参りたいと存じます。至らぬ点も多々あるかと存じますが、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

小野 広一 (平成1年卒) 


こうの小児科クリニック
広島市中区舟入幸町4-2 クリニックモール舟入4階

 平成29年4月に中区舟入幸町のクリニックモール舟入4Fで開院いたしました河野一輝と申します。私は平成11年に広島大学を卒業し、広島大学小児科学教室に入局いたしました。広島大学病院で1年間の研修後、広島市立舟入市民病院へ赴任し小児救急医療に携わる機会を頂きました。その後は広島大学で当時開始されて間もない社会人大学院の制度で大学院に入り、一般病院に勤務しながら広島大学で当時の第二生化学講座教授 五十嵐和彦先生と現在、広島大学原爆放射線医科学研究所の教授をされている田代 聡先生の御指導で学位を頂くことができました。その後は、庄原赤十字病院、JR広島病院などの勤務を経て、この度舟入幸町で開院いたしました。これからは保護者の方々が少しでも安心して子育てができるように地域医療に尽力してまいりますので、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう何卒お願い申し上げます。

河野 一輝 (平成11年卒) 


宮川眼科
広島市西区己斐本町3-4-5

 平成28年9月から宮川眼科を継承開業させて頂きました。宮川眼科は、西広島駅(JR)、己斐駅(市電)から徒歩約5分程度の所にあります。旧宮島街道沿いに面していて、隣接してメガネの田中己斐本町店があります。
 私は、広島県呉市出身で、修道高校から広島大学医学部へ入学し、平成11年に広島大学眼科学教室(三嶋弘名誉教授)に入局しました。木内良明教授のご配慮で、広島大学組織再生学教室で大学院生として過ごしました。学位を取得後は、緑内障グループで緑内障手術を学ばせて頂きました。
 まだまだ未熟者ですが、スタッフと協力して、地域の方々に親しまれ、信頼される眼科医院を目指し、西区己斐の地域医療に微力ながら貢献できるように努めてまいります。
広仁会の先生方におかれましては、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

佐々木 崇暁 (平成11年卒) 


医療法人社団そごう会 十河クリニック(そごう心療内科クリニック)
広島市南区的場町1-7-20

 平成29年4月より南区的場町にある医療法人社団そごう会 十河クリニック(そごう心療内科クリニック)の院長を父より継承致しました十河正信と申します。同院は父である十河勝正が昭和43年6月に開院し、約半世紀もの間、精神科・心療内科として地域医療に携わらせて頂いております。また、私は北海道大学医学部を卒業し、日鋼記念病院、広島大学病院、精神科救急医療施設である草津病院を経て、平成27年4月より当院へ勤務しております。医院継承にあたり、父の信念である「患者さんと共にある」を私の代でも貫き、病いの治癒のみならず、患者さん固有の生きづらさを共に考え、日常の生活がより平易なものへ変革できるよう共に歩んでいこうと存じます。かかりつけ医として地域社会に貢献し、また当院が患者さんにとって癒しと憩いの場になりますこと、日々尽力して参りますため、どうか諸先生方にはご指導ご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

十河 正信 (平成16年卒) 


医療法人社団 田辺泌尿器科医院
広島市中区舟入中町8-6

 当院は私の父である田邉泰民が昭和42年に新天地の中央通り沿いに田辺皮膚泌尿器科医院としてビル開業したのが始まりで、昭和57年に現在の舟入中町に新築移転し診療を続けてまいりました。私は昭和63年に広島大学を卒業、広島大学泌尿器科学教室に入局し、広大病院、松山赤十字病院、中電病院、尾道総合病院、福山医療センターなどの基幹病院で泌尿器科医として研鑽を積み、平成23年4月に広島に帰ってまいりました。この際当院は田辺泌尿器科医院として再出発するはずでしたが、依然として父は皮膚科診療を続けております。この度、私が広島市医師会B会員からA会員に昇格しましたが、父は引退せず理事長を続けています。私は今まで通り目の前の患者さんの事だけを考えて地域医療に貢献していく所存ですので、引き続きよろしくお願い致します。

田邉 徹行 (昭和63年卒) 


たにみつ耳鼻咽喉科
広島市安佐南区八木1-19-21

 昨年9月に安佐南区の八木1丁目で耳鼻咽喉科クリニックを開業させていただきました谷光徳晃と申します。平成6年に広島大学卒業後、広島大学病院・中国労災病院・三次中央病院・広島赤十字・原爆病院でお世話になり、様々な症例を経験させていただきました。今後はこれらの経験を活かし、微力ながらも地域医療に貢献していきたいと思っております。諸先生方のご指導・ご鞭撻の程何卒よろしくお願い申し上げます。

谷光 徳晃 (平成6年卒) 


蜂須賀整形外科
広島市南区段原南2-3-22

 この度、平成29年4月に西区己斐の蜂須賀整形外科を、父・蜂須賀彬夫より継承することとなりました、蜂須賀晋と申します。
 久留米大学医学部を卒業後、広島大学整形外科に入局し、県立広島病院、中国労災病院、中電病院などの基幹病院で勤務し、多くの貴重な経験をさせていただきました。平成24年より広島大学大学院へ進学してからは、基礎研究に追われながら、臨床では股関節グループで多くの経験を積ませていただき、臨床研究も行ってまいりました。
 開業してからは慣れないことも多いのですが、診療のみならず、いろいろな面で父から指導を受けており大変感謝しております。現在は父と二人三脚で診療をしておりますので、この機会に父がこれまで行ってきた地域に根差した医療を受け継ぎながら、これまでの経験を生かし、地域医療に貢献ができればと考えております。また当院は有床診療所であるため、軽症、中等症の救急患者や術後リハビリ患者の受け入れも積極的に行っており、地域の方々が安心して専門的な医療が受けられるよう取り組んでまいります。今後ともご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

蜂須賀 晋 (平成18年卒) 


医療法人 宮本形成外科
広島市南区段原南2-3-22

 平成3年に宮本義洋と宮本博子の二人で、形成外科の診療所を開設し、昨年(平成28年)無事に25周年を迎えることが出来ました。これを区切りに、宮本義洋は、健康上の事情で臨床を退き、私が理事長となりました。平成13年に慶応義塾大学を卒業した次男、宮本純平が、平成24年より広島大学形成外科にお世話になり、昨年当院へ帰ってきて、一緒に働いておりましたが、今年より、院長に就任しております。
 今後は宮本純平と二人で、広島大学病院の先生のご支援を得ながら、形成外科の診療を続けたいとおもっております。今後ともご指導ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

宮本 博子 (昭和48年卒) 


さくらウィメンズクリニック
広島市佐伯区五日市駅前1丁目5-18-402

 昨年11月1日、五日市駅北口に「さくらウィメンズクリニック」を開業しました大下孝史(おおしたたかふみ)と申します。修道高校、広島大学卒業後、平成6年に産科婦人科学教室に入局しました。医局では腫瘍グループに所属し、広大病院、四国がんセンター、安佐市民病院等で婦人科腫瘍学の研鑽を積んで参りました。現在は自分の専門性を生かしつつ、クリニックとしてできる範囲での婦人科診療、すなわち、子宮がん検診、細胞診異常精査、異形成フォロー、妊婦健診、月経不順、月経困難症、帯下異常、子宮筋腫、子宮内膜症のフォロー、婦人科がん治療後のフォロー、不妊相談、月経前緊張症、更年期障害、避妊相談、小手術として子宮頸部異形成、上皮内がんに対するレーザー蒸散、流産手術、人工妊娠中絶手術等を行っています。開業して半年が経過しましたが、地域住民の「婦人科クリニックへの要望」も少しずつ耳にするようになりました。健康に留意しながら日々地域医療に貢献したいと考えております。引き続きご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

大下 孝史 (平成6年卒) 


医療法人ほーむけあ ほーむけあクリニック
広島市中区竹屋町8-8

 この度、中区竹屋町に「ほーむけあクリニック(内科・小児科)」を開院しました。常勤医師3名を含む22名のスタッフと共に、外来・入院・訪問診療を通じて近隣の方々が笑顔になれるよう健康面からサポートさせていただけたらと思っています。当クリニックの外来では、患者さんが感染症や時間を気にせず過ごせるよう、6つの診察室を設け、医師や看護師がお部屋を回ります。12床の入院病棟(個室8床、2人部屋4床)では、在宅患者さんの急変時治療、レスパイト入院や緩和ケアを行っております。小西理事長が広島在宅クリニックから訪問診療していた患者さんを中心に、現在150名ほどの定期訪問診療を行っております。また、病気があってもなくても気軽にくつろげるコミュニティカフェ「Jaroカフェ」を併設し、同カフェでベビーマッサージ教室や介護者サロンなどのイベントも開催しております。
 広島大学医学部の諸先輩方のご指導のお陰で夢が形になりつつありますが、まだまだ若輩者・未熟者であり悪戦苦闘の毎日でございます。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

横林 賢一 (平成15年卒) 


医療法人社団 藤村医院
広島市南区大州2-15-11

 南区大州の藤村医院を継承しました、藤村憲崇と申します。  大阪医科大学を卒業後、平成13年に広島大学病院にて内科の初期研修を行いました。その後、循環器内科に入局、広島市内や尾道市、呉市の総合病院で勤務し、平成28年4月より実家である藤村医院で診療を行い、同年8月に母より医院を継承いたしました。
 循環器内科を専門にしておりますが、心不全など再入院が必要となる患者様が多く、今後も増えてくると思われます。そのような方々により近い距離で、少しでも再入院を回避できるよう微力ながらお手伝いできればと考えております。  至らぬ点もあるかと存じますが、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

藤村 憲崇 (平成12年卒) 


広島野村眼科
広島市南区松原町3-1-202

 平成29年2月11日に広島駅前EKICITYで「広島野村眼科」を開業いたしました。理事長の野村征敬はすでに神奈川県川崎市で「野村眼科」を平成19年に開院しており、当院はその分院です。
  EKICITYは職住一体の施設で少し変わった形をしており、EKICITY裏側にはだれでも通れる屋外デッキがあります。当院はビルの内部廊下以外にそのデッキからも直接入ることができます。そこに小さな神社が建てられています。名は友元神社といい、ご神体は毛利元就の義理の弟にあたる友元明だそうです。4年ぶりに松原町に戻ってきたとのことです。神社の周囲はちょっとした公園になっており見晴らしもよいので一度お越しいただければと思います。
 広島駅周辺の地に早く馴染んで、地元に根付いた診療ができるように努力していきたいと存じます。今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

柳 昌秀 (平成13年卒)