広仁会広島支部 > 新規開業会員のご紹介 > 平成29年 新規開業会員のご紹介




 平成29年4月から平成30年4月までにご開業された先生方を紹介いたします。
地域医療の仲間として、広仁会会員以外でも広島大学に在籍経験をお持ちの新規開業された先生方も掲載しています。
近年新規ご開業の先生方の正確な情報を把握することが大変難しくなっております。掲載漏れの先生がございましたら幹事までご一報頂ければ幸いです。



のだ内科ファミリークリニック
広島市西区井口明神1-14-49 明神ビル2F

 平成30年3月に西区の井口明神で「大田内科・神経内科」の場所を譲り受け、新たに「のだ内科ファミリークリニック」を開院させていただきました野田昌昭と申します。 私は、平成元年に広島大学卒業後、広島大学病院と倉敷中央病院で内科全般を研修した後、広島大学原爆放射線医科学研究所 血液・腫瘍内科に入局いたしました。大学院で学位を取得後に米国ウィスコンシン州のBlood Research Instituteに2年間留学、帰国後は、広島西医療センター、広島市民病院などの基幹病院で勤務し、様々な症例を経験させていただきました。
 今後はこれまでの経験を活かし、お子さまからご年配の方までご家族全員の健康をサポートする地域の頼れる「かかりつけ医」として活躍できるよう努力研鑽してまいります。諸先生方には、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

野田 昌昭(平成元年卒)


新本クリニック整形外科
広島市東区牛田本町6-1-27 牛田みらいビル5F

 初めまして、「新本クリニック 整形外科」の新本卓也と申します。今年の4月19日に新規開業致しました。活気あふれるこの地域にクリニックを開業できたことを嬉しく思います。先輩方には常日頃から多くの助言を頂き、大変感謝しております。大学卒業後は、整形外科医として臨床、研究、教育を重視して取り組んで参りました。今までの経験をもとに、もう一度、みなさまと向き合い、寄り添う医療に専念したいと思います。
 さて、当クリニックの紹介ですが、牛田本町にありますビッグウエーブの向かい、新しく出来ましたフレスタ5階のクリニックモールにございます。1階はフレスタですが、2、3、4階は駐車場となっております。スタッフは放射線技師1名、看護師3名、リハビリスタッフ7名、医療事務7名、そして私を含む19人の大所帯です。敷地は255坪あり、リハビリテーションエリアを広く設け、ロコモ対策を考慮した運動器具をはじめ、スポーツ外傷、交通事故、慢性疾患に対応できる様々な設備を有しています。理学療法士は、各々がサッカー、野球、陸上競技の経験もあり、スポーツ種目に応じた対応が出来ます。放射線部門では一般撮影検査のほか、MRI検査(1.5テスラ)、骨密度検査(DXA)を行なっています。
 当クリニックのキャッチフレーズである「千紫万紅(せんしばんこう)」とは、色とりどりの花々が咲いている様を表す言葉であり、患者、家族、スタッフ、そして私自身が多種多様な個性をもって咲き誇ることのできる、明るいクリニックを目指していきたいと考えております。
 みなさま一人一人に沿った治療を過不足なく提案させて頂き、一緒に人生を楽しく過ごしていけることを願っております。

新本 卓也(平成14年卒)


よしたに眼科
広島市南区宇品神田1-2-16 ペガサスメディカル宇品4F

 平成30年2月に広島市南区宇品神田にありますペガサスデイカル宇品で「よしたに眼科」を開業致しました。現在は開業して6ヶ月になりますが先輩方の言われていた通りで来て頂いた患者さんに感謝しながら、静かな時間を過ごしております。スタッフは看護師2名、受付2名、検査兼受付2名の6人でうち常勤は3名です。自分は平成8年に広島大学眼科学教室に入局させて頂き、主に臨床医として22年間眼科勤務医として色々な総合病院に勤務させて頂きました。眼科急患の対応と、主に白内障手術などを中心に行ってきました。これまで自分が培ってきたことを地域に少しだけでも還元出来ればという思いで日々の診療を真摯に精一杯取り組みたいと思っております。今後とも御指導、御鞭撻下さいますよう何卒宜しくお願い致します。

芳谷 重記(平成8年卒)


井門ゆかり脳神経内科クリニック
広島市東区牛田本町6-1-27-5F

 平成30年4月、東区牛田本町で井門ゆかり脳神経内科クリニックを新規開院させていただきました。1階はスーパーのフレスタ牛田本町店で、5階がクリニックモールになっております。当クリニックでは、脳神経内科、内科、物忘れ・認知症専門外来を行っております。
 私は、平成2年広島大学医学部を卒業し、内科ローテーションの後、広島大学第3内科(現 脳神経内科)に入局すると同時に大学院に進学しました。大学院では、神経変性疾患の画像研究を行い、学位を取得しました。入局時の教授の中村重信先生がアルツハイマー型認知症を専門としていたので、当時から認知症を大きな研究テーマとして捉えていました。
2010年、医療法人社団知仁会メープルヒル病院に広島県で最初の認知症疾患医療センター(広島県西部認知症疾患医療センター)を設置することになり、センター長に就任しました。以来8年間、広島県認知症疾患医療連携協議会の議長をはじめ、様々な認知症関連の委員を務めさせていただきました。
 認知症は早期発見が大切ということで、認知機能低下を簡便に検出できる井門式簡易認知機能スクリーニング検査(ICIS)を2014年に発表しました。現在では全国各地、様々な場面でご利用いただいております(といっても、症状が一番重要です)。
 これまでの経験を活かし、認知症の早期発見、適切な治療と対応を通じて、患者様ご本人が住み慣れた地域で幸せに生活するためのお手伝いができればと思っております。会員の皆様には、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。

井門ゆかり(平成2年卒)


横川クリニック
広島市西区横川町2-7-19 横川メディカルプラザ3F

 平成30年4月に一陽会 横川クリニックを継承しました内藤隆之と申します。
 平成8年に広島大学卒業後、一陽会 原田病院、広島大学病院、呉医療センター、県立広島病院で腎疾患治療と透析医療を主体に様々な経験をさせて頂きました。当クリニックは50台の透析ベッドを有し、現在130名前後の透析患者さんに通院頂いております。これまで得た知識と技術を基に、患者さんの信頼にお応えできるよう努めてまいります。今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。

内藤 隆之(平成8年卒)


稲垣内科
広島市西区観音本町1-22-26

 平成29年11月に河口洋介院長の後任として院長に着任しました。私は昭和47年に広島大学を卒業し、広島大学第二内科教室に入局し、故山木戸道郎元第二内科教授の研究室で免役学的研究を行いました。その後昭和62年広島大学医学部附属病院検査部講師、平成3年国立療養所柳井病院副院長、平成16年因島医師会病院の院長になどを歴任しました。平成21年に因島医師会病院を退職後、広島刑務所に2年間勤務しました。この時期に稲垣内科を開設された稲垣晶紀先生の病状悪化のため、2〜3日/週稲垣内科での勤務も行いました。平成22年10月稲垣晶紀先生の死去後、河口洋介先生が院長に就任しました。その後も私は週1〜2回の半日勤務を続けていました。平成23年に当時副学長(その後学長)の秋山實利の推薦により広島国際大学保健医療学部臨床工学科(その後、医療技術学科に改組)教授として就任しました。昨年3月広島国際大学を退職しましたが、その後も客員教授として、月曜日に講義を担当しています。
 本年9月より院長を広島大学第二内科の同門の森田直樹先生に交代したので、退任挨拶も兼ねることになっていましましたが、広仁会の皆様には、今後も御指導・御鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

高石 雅敏(昭和47年卒)