広仁会広島支部 > 新規開業会員のご紹介 > 平成30年 新規開業会員のご紹介




 平成30年5月から平成31年4月までにご開業された先生方を紹介いたします。
地域医療の仲間として、広仁会会員以外でも広島大学に在籍経験をお持ちの新規開業された先生方も掲載しています。
近年新規ご開業の先生方の正確な情報を把握することが大変難しくなっております。掲載漏れの先生がございましたら幹事までご一報頂ければ幸いです。



すみい内科クリニック

 2018年5月に新規開院をしました。広電紙屋町東電停近くの大きな看板が目印です。“六十の手習い”ではありませんが還暦を迎える前の一大決心でした。これまで、多くの先生のもとで沢山の医学を学ばせていただきました。今後は、これらの知識をもとにして、微力ながら地域医療に貢献していきたいと考えています。“芸術”的センスには乏しいものの、時代に適した“医術”を駆使し、学んだ“技術”で内視鏡検査・治療を行い、魅力ある“話術”(?)で人を引きつけながら“仁術”とする。時に“妖術”を用いて苦境を乗り越え(?)、少しは“学術”的なことも継続していければいいなと思っています。経営の“算術”が苦手なところは問題ですが、“生活のすべ(術)”にできるように頑張ってみます。もちろん、“奇術”、“呪術”は使いません。まだまだ“六十にして耳順う”境地には至っていませんが、これからもよろしくお願いします。

隅井 雅晴(昭和59年卒)


杉本クリニック

 平成30年4月より、父親が開業している杉本クリニックに副院長として赴任し、11月より院長として医院を継承することになりました杉本一郎と申します。私は、平成11年に徳島大学を卒業後、広島大学耳鼻咽喉科教室に入局しその後、中国労災病院、マツダ病院、北九州総合病院、東広島医療センター、広島大学病院、広島赤十字・原爆病院などで研鑽させていただきました。広島大学病院時代には、腫瘍の生検、嚥下、睡眠時無呼吸症候群などの外来を担当しておりました。
 当院は、睡眠時無呼吸症候群には携帯型装置による簡易検査、睡眠ポリグラフ検査(PSG)のどちらも対応し、CPAP(持続陽圧呼吸)療法の管理についても鼻閉対策を含めながら、積極的に行っております。めまい検査については様々な器機をそろえ精査をしており、また耳鼻咽喉科の特徴として視覚以外のすべての五感に関わるため、味覚障害や嗅覚障害にも対応できるよう、電気味覚検査、基準嗅覚検査が可能です。腫瘍についてはNBI搭載のファイバースコープにより早期発見を心がけ、さらなる精査は近隣の総合病院に紹介させていただいております。
 開業医としてはまだ未熟ですが、勤務医時代の経験を生かしながら、地域医療に少しでも貢献すべく日々精進してまいります。
 会員の先生方には、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

杉本 一郎(徳島大平成11年卒)


はるた呼吸器クリニック

 はるた呼吸器クリニック院長の春田吉則と申します。
私は、平成元年広島大学卒後に、第二内科(現分子内科学)教室に入局し、以降、呼吸器・アレルギー病学の臨床を基本に、広島大学病院および関連病院(呉、因島、愛媛など)で研鑽してまいりました。これまでの30年間、同門の先生方だけでなく、広仁会の多くの先生方にも尽きぬご指導を賜りましてこの場をおかりして感謝申し上げます。
さて、4年間の前職「広島アレルギー呼吸器クリニック八丁堀」での豊富なクリニック診療を通じ、今後実践すべき呼吸器・アレルギー診療の方針を再確認することができ、このたびご支援とご縁もあり2018年12月に平和記念公園そばの中区堺町にて独立開業させて頂きました。
アレルギー・呼吸器領域の専門クリニックとして、呼吸器の病気やアレルギーでお困りの方に対して、初心を忘れず「的確な診断による早期の適切な治療」と「エモーショナル・サポート」を基本に、これまで温かくご指導いただいた、この広島の医療を微力ながら支えていきたいと考えておりますので、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 最後になりましたが、4年前より広仁会広島支部幹事(総務)を担当させて頂いておりますが、この度令和になり広仁会常任幹事(支部)を拝命いたしましたので、重ねてご厚情のほど宜しくお願い申し上げます。

春田 吉則(平成元年卒)


おおえクリニック内科糖尿病内科

 平成31年4月、安佐南区祇園に「おおえクリニック内科糖尿病内科」を開院させていただきました。広島大学病院、呉医療センター、東広島医療センター、市立三次中央病院、庄原赤十字病院では、代謝内分泌糖尿病内科について様々な経験をさせていただきました。
当クリニックは、傾聴を大切にし、管理栄養士、検査技師、看護師がチームとなって患者さまのサポートにあたりながら、病気の予防、早期発見、個々に合った治療法の提案で、総合的な健康管理のお手伝いができるよう、日々精進しております。
 また、同じビル内には、内科の他に、整形外科、介護施設、眼科、皮膚科、婦人科、耳鼻科、歯科、小児科などがあり、他科の先生方と連携も取りやすく、患者さまに通っていただきやすい環境にあります。
 開院して4ヶ月、まだまだ未熟ではございますが、「ここがかかりつけでよかった」と思っていただけるクリニックを目指して、日々研鑽を重ねて参ります。
 今後とも、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

大江  健(平成18年卒)


ひらぐん皮ふ科・アレルギー科

 2019年4月22日より、東区牛田本町のうしたみらいクリニックモールにて皮膚科・アレルギー科を開業させて頂いております、平郡隆明と申します。当クリニックはフレスタ牛田本町店のビルの5階にあり、先にご開業されている同じクリニックモールに通院されている方や、フレスタに買い物に来られる方が看板を見て受診される場合がほとんどです。勤務医時代とは違った慣れない業務が多く、右往左往している日々ですが、スタッフ共々だんだんと慣れてきているのではないかと思います。副院長(平郡真記子)と皮膚科医2人で診療をしていますので、土曜日と平日17時以降を除き、患者さんをあまりお待たせしないようにしています(患者さんが多くないというのもありますが、、)。
 いろいろとご迷惑をお掛けすることもあるかと存じますが、諸先生方には今後ともご指導・ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

平郡 隆明(平成7年卒)


たけなか眼科

 平素より大変お世話になります、たけなか眼科の竹中丈二と申します。このたびご縁があり、2019年5月7日に安佐南区祇園5丁目のクリニックビルでたけなか眼科を開業させいていただきました。
 わたしは山口県岩国市の出身で、広島大学医学部をH14年に卒業いたしました。これまで、広島大学病院、庄原日赤病院、県立広島病院などで勤務いたしました。現在のクリニックのスタッフはパートも含めて、看護師4名、ORT1名、医療事務3名、検査員1名の、計9名で行なっております。開業前は広島大学病院で、網膜硝子体部門のチーフを担っておりましたので、外来では糖尿病網膜症などの眼底疾患を中心に、幅広く診療を行なっています。手術は日帰り手術で、白内障、緑内障、硝子体手術を中心に行なっています。まだまだ未熟な点がありご迷惑をおかけいたしますが、多くの先生方のご支援を賜りながら、地域医療に貢献できるように、スタッフ一同頑張っていきたいと思いますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

竹中 丈二(平成14年卒)


観音中村クリニック

 平成31年4月に広島市西区南観音で「観音中村クリニック」を新規開業いたしました、中村浩之と申します。
 私は平成12年に広島大学を卒業し、第一外科に入局いたしました。大学病院および医局関連病院で主に消化器外科の修練を積んで参りました。
開業後は、専門性を生かして外科、肛門外科の診療に注力する一方、中山間地域での総合診療の経験から、一般内科を含めた幅広い診療をモットーとしております。クリニックの運営に関しましては、分からないことが多く、いまだ手探りの状態ですが、新たな挑戦を楽しんでおります。
 広仁会広島支部の先生方には、ご指導ご鞭撻の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。

中村 浩之(平成12年卒)