広仁会広島支部 > 新規開業会員のご紹介 > 令和元年 新規開業会員のご紹介




 令和元年5月から令和2年4月までにご開業された先生方を紹介いたします。
地域医療の仲間として、広仁会会員以外でも広島大学に在籍経験をお持ちの新規開業された先生方も掲載しています。
近年新規ご開業の先生方の正確な情報を把握することが大変難しくなっております。掲載漏れの先生がございましたら幹事までご一報頂ければ幸いです。



わたなべ内科・呼吸器クリニック

 令和元年11月に東区温品に「わたなべ内科・呼吸器クリニック」を新規開院いたしました渡部哲也と申します。平成4年に広島大学を卒業後、県立広島病院、世羅中央病院、尾道刑務支所医務課などを経て、平成13年からは東区戸坂の太田川病院で勤務していました。太田川病院では上部下部内視鏡検査や褥瘡処置などにも携わらせていただき、呼吸器以外の疾患もいろいろと経験させていただきました。開業後は、勤務医の時とは違って、事務的な業務や各種検査機器の取り扱いなど、様々なことに関わらなければならなくなり、ゼロから勉強しているところです。これからは地域に根差したクリニックになるように日々精進してまいります。
 まだまだ不慣れなことが多く、至らないことも多いと思いますが、今後ともご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。

渡部 哲也(平成4年卒)


リハビリテーション礼和クリニック広島

 令和2年4月20日に「リハビリテーション礼和クリニック広島」を開院させていただきました、村田芳夫と申します。クリニック名の「礼和」は、感謝の気持ち・お礼の「礼」と、みんな仲良く、の思いで平和の「和」を用いました。
 私は平成5年に広島大学医学部を卒業し、広島大学病院で2年間の内科研修の後、当時の第3内科(神経内科)大学院へ進学し、医学博士号を賜りました。その後は広島大学病院、国立療養所原病院、国立療養所柳井病院(国立病院機構柳井医療センター)、周防大島町立大島病院、広島県高次脳機能センター、井野口病院など多施設でたくさんの方々よりご指導をいただき今日に至ります(この場をお借りして、みなさまに心よりお礼申し上げます)。
 これからは、今までの経験をいかして当地域のお役に立てるクリニックを目指し精進して参る所存です。みなさまのさらなるご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

村田 芳夫(大平成5年卒)


岩本皮ふ科アレルギー科

 西区井口明神で母(岩本 富美子)が1983年に設立した「岩本医院」を引き継ぎ、2020年4月、「岩本皮ふ科アレルギー科」として継承・開院しました。私は2004年に広島大学医学部を卒業し、JA広島総合病院、広島大学病院で、主に皮膚アレルギー疾患の診療と研究に従事してまいりました。2012年からは2年半にわたり、アトピー性皮膚炎を専門領域とし、ドイツでアトピー性皮膚炎の世界のリーダーであるThomasBieber教授のもとで研鑽をつみました。アトピー性皮膚炎は子供から最近では成人でも多く見られる皮膚疾患であり、これらの経験を生かして、クリニックでも引き続きアトピー性皮膚炎を含めたアレルギー疾患を中心に診療にあたりたいと考えております。
 開業すぐ新型コロナウイルス感染症による対応に追われることになり、バタバタの出だしとなりました。今後は母と2診体制で内科・小児科・皮膚科・アレルギー科を担当するクリニックとして、岩本医院より引き続き、地域の皆様に貢献する所存です。今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。

岩本 和真(平成16年卒)


医療法人あさだ会第2心療クリニックコモリエ

 令和元年10月より医療法人あさだ会浅田護理事長のお誘いで、広島市南区に英語診療と 児童青年期の診療を特色とするクリニックを開業しました。場所は広島駅前通りと相生通りの交わる大きな交差点に面するビルの7階です。広島駅から徒歩7分のため、広島県全域のみならず、山口県、島根県からも来院があります。月40名の新規患者様が受診し、1割が外国人、6割が20歳未満の受診です。年齢層は1歳8か月から、81歳までの幅があり、国籍は米国、英国、カナダ、オーストラリアなど多彩です。私は広島大学卒業後、18年間、広島大学精神科で学びました。臨床研修は広島大学病院精神科と神経内科、脳外科、救命救急科を回り、広島大学大学院で、神経行動学や分子生物学、神経心理学、システム生理学を習い、以降、精神科の一般診療と専門医教育、生物学研究、精神分析的精神療法に携わりました。この間、広島大学病院助教、広島市精神保健福祉センター医師、特定医療法人大慈会三原病院副院長、ミシガン大学研究員などを務めました。非常勤医師としては医療法人翠星会松田病院、広島市立舟入病院などで勤務しました。まだまだ若輩者ではありますが、今後もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

土岐  茂(平成13年卒)